作家紹介

作家写真
  • 荻野哲哉 HP
  • Ogino Tetsuya
  • これまでの制作で時に明瞭に、時に漠然と考えていたこと…個人的 な記憶と生まれ育った環境の歴史を掘り下げて、私の存立に要した 時間と人の重層的な関わりを感得し、それを作品として、あたかも自然現象のように表出させたい、ということ。
    今回は、香川県の特定のエリアという、これまで直接関わることの無かった土地と、新たな時間を共有するところから制作を試みる。
  • 展示作品について
    ここ2年ほど、家に伝わる祖先のアルバム写真を素材にして、自分の存立に要した人と時間の重層的な関わりに注目して制作してきた。今回は、会場となる琴南中が今年閉校に至ったこと、少子化が日本全体の問題であること、私自身に子供がいないこと、これらの事象を時代の大きな流れの中の一部としてとらえ、祖先と自分のみに向けていた視線を、過去の帰結である現代の問題にも向けなおし、「子供」をキーワードに制作する。
  • タイトル:「未象の庭 2016」
    展示場所:旧琴南中学校

未象の庭 2016

作品写真
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