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Kagawa Yamanami Art Festival
2025
くるりアートかがわ

出展作家

和歌山県生まれ、東京都在住。
文教大学教育学部学校教育課程美術専修卒業。 製靴勉強中。
個人的な自己の記憶に眠るものを立体作品や絵にし、ごく私的な出来事でもどこかで誰かの記憶とリンクして、何かを呼び起こし胸をざわつかせる、そんな作品を作りたい。 今まで自分及びその近しい範囲のことに興味関心が向きやすくそれに関する作品を作ってきたが、多様な価値観の方々と接する中で考え方や作風が変わってきた為、新たな一歩を模索中。

2011年初個展「ひきだし」(埼玉県:KAPL) 2人展「そらいろは」(東京都:古民家美容室・ビードロ)
2013年第2回かがわ・山なみ芸術祭(香川県)
2016年第2回かがわ・山なみ芸術祭(香川県)
2018年第3回かがわ・山なみ芸術祭(香川県)
2020年第4回かがわ・山なみ芸術祭(香川県)
2022年第5回かがわ・山なみ芸術祭(香川県)
2023年第30回実験展(香川県)
2024年第10回日本シューズベストドレッサー賞クラフトマン部門グランプリ

受賞:第14回革のデザインコンテスト プロダクト部門入賞 2025年 埼玉会館エスプラナード展(埼玉県)

「内側の外、時を紡ぐ場所」

私が綾川の方々やものと関わり、影響を受けた目で見えているもの、見えてきたものを表現したい。 自分の内側に、外につながる窓がある。 客観的に景色を見ることほど、困難なことは無く、人は皆、自分自身の内なる心の目で外の世界を見ている。 しかし内なる外の世界を、その先端を触れ合わせることで、人は誰かと繋がっていくのだと思う。 そうして人は日常を、世界を、日々紡いでいく。 私もこのまちが好きだから、時を紡ぎ織り重ね、続いていくことに貢献できたら、こんなに嬉しいことはない。 木々の枝や根の様に張って広がって繋がっていく、この地に住み行き交う人たちを、変わっていく街を、空気や水や木や土を、 この街に体積し循環していくさまざまなものの記憶のイメージを、形にしたい。
■使用素材→塩ビシート、ネット、布、木材、絵具、石や土、葉や根など